2007年02月20日
歴史360年!!
こちらは何だか分かりますか
三重県の老舗和菓子屋 深川屋に、
その昔、江戸時代から古く伝わる「荷担箱(にないばこ)」というものです
これは、天保2年、京都御室御所より、
御用菓子司となり、当時はそれはそれは大変な栄誉だったそうです
その後、その御室御所へ「関の戸」という和菓子を納める時に使ったのが、
この「にない箱」なのです
全体に青貝を散りばめた螺鈿(らでん)細工という、豪華な作り
そして、こちらが、ふたです
「関の戸」という和菓子の名前と、当時の位を示す文字が書かれています
この位を示す文字というのは、当時大変大事なものだったと言われています
なぜなら、参勤交代などで、道中、大名行列がはちあわせすることが多く、
その際に、この位が分かる文字を互いに見合い、
位が高い行列が、先に道を通れたそうなんですよ
しかし、この「にない箱」、空の状態で1つ10キロあります
昔の人は、これを前と後ろで2つかかえて(その重さ、何と2、30キロ)
長い道のりを歩いて、和菓子を届けていたというから驚きです
その歴史360年以上・・・
江戸時代からの日本をずっと見てきたのでしょう・・・
今もなお、その形を残しているとは、すごいですよねぇ
Posted by サトユミ☆ at 12:22│Comments(8)
この記事へのコメント
時代の重みを感じますな~。こんな重い物を背負って歩くとは、今では考えられませんからね。
Posted by don at 2007年02月20日 12:38
ふーむ。
こういう話は、とても好きです。
色々な話題に触れることができて、いいですね。
こういう話は、とても好きです。
色々な話題に触れることができて、いいですね。
Posted by くわはらみさこ at 2007年02月20日 16:22
空の状態で1つ10kg????箱は鉄製!?でしょうか?
しかしぱっと見たときにお菓子の銘柄の紹介かと思いました(笑)色気より食い気♪な私・・・・
しかしぱっと見たときにお菓子の銘柄の紹介かと思いました(笑)色気より食い気♪な私・・・・
Posted by うり at 2007年02月20日 16:54
お晩です♪
……いいなぁ〜♪ こ〜ゆ〜物を遺してくれる御先祖様って……
うちの先祖は、名字しか遺してくれなかったもんなぁ……>゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚←ヤケ♪
……いいなぁ〜♪ こ〜ゆ〜物を遺してくれる御先祖様って……
うちの先祖は、名字しか遺してくれなかったもんなぁ……>゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚←ヤケ♪
Posted by ユウ♂ at 2007年02月20日 19:30
>don様
ほんとに昔の人はよく歩いてましたよね~!!
今じゃ、飛行機でひとっとびのところを、何日も何日もかけて歩いてたんですから。。。
想像しただけで、ぐったりです(笑)
>くわはらみさこ様
ちなみに、この江戸時代から続いている、現在14代目という三重の老舗和菓子屋 深川屋さんは、現在も、その形、分量を変えることなく、当時のままの和菓子「関の戸」のみを作り続けているそうなんです!!毎日明け方3時から仕込んで・・・!!すごいですよね~ほんとに・・・!
>うり様
箱は木製ですよ~!
関の戸は、江戸時代から変わらぬ形、分量で作られているんですが、とってもシンプルでおいしいですよ♪
>ユウ様
確かに、こいゆうご先祖様なんてすごいですよね~!!
しかも!この和菓子店の14代目という方は、
かの服部半蔵の末えいなのです!!
ほんとに昔の人はよく歩いてましたよね~!!
今じゃ、飛行機でひとっとびのところを、何日も何日もかけて歩いてたんですから。。。
想像しただけで、ぐったりです(笑)
>くわはらみさこ様
ちなみに、この江戸時代から続いている、現在14代目という三重の老舗和菓子屋 深川屋さんは、現在も、その形、分量を変えることなく、当時のままの和菓子「関の戸」のみを作り続けているそうなんです!!毎日明け方3時から仕込んで・・・!!すごいですよね~ほんとに・・・!
>うり様
箱は木製ですよ~!
関の戸は、江戸時代から変わらぬ形、分量で作られているんですが、とってもシンプルでおいしいですよ♪
>ユウ様
確かに、こいゆうご先祖様なんてすごいですよね~!!
しかも!この和菓子店の14代目という方は、
かの服部半蔵の末えいなのです!!
Posted by サトユミ☆ at 2007年02月21日 00:57
あ、本当だ。
確かに”服部”って入ってますね。
でもどこで「忍び」から和菓子屋に
なったのでしょうか。
確かに”服部”って入ってますね。
でもどこで「忍び」から和菓子屋に
なったのでしょうか。
Posted by じんじぶちょー at 2007年02月21日 01:03
>じんじぶちょー様
江戸時代の家康という人はほんとに頭が良かったようで、
全国に「スパイ」として、忍びのものを散りばめたんだそうです。
その人達が、造り酒屋や、反物屋を営み、その一つが和菓子屋さんだったそうです!
そして、副業がいつしか本業になったらしいですよ!
ほんとに普段聞けない貴重なお話の数々、面白かったですよ~!!
江戸時代の家康という人はほんとに頭が良かったようで、
全国に「スパイ」として、忍びのものを散りばめたんだそうです。
その人達が、造り酒屋や、反物屋を営み、その一つが和菓子屋さんだったそうです!
そして、副業がいつしか本業になったらしいですよ!
ほんとに普段聞けない貴重なお話の数々、面白かったですよ~!!
Posted by サトユミ☆ at 2007年02月21日 11:39
なるほど~。
勉強になりました。
勉強になりました。
Posted by じんじぶちょー at 2007年02月21日 23:14
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